【お金の教育】子どもにどう教える?「お金を払う」ことは「ありがとう」と伝えること<無料教材あり>

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コンテンツ協力:『角川まんが学習シリーズ+ ぼくらの未来をつなぐお金の知識』
監修:キッズマネーステーション代表 八木陽子
カバー・表紙・まんが作画:柳沼行

子どもに「お金の大切さ」を教えたいけれど、どう伝えればいいか悩むことはありませんか?ただ「無駄遣いしないで」と言うだけでは、お金の本当の役割はなかなか伝わりません。今回は、『角川まんが学習シリーズ+ ぼくらの未来をつなぐお金の知識』で紹介されている、「お金は世界をまわっている」「お金を払うことは『ありがとう』と伝えること」という2つの大切な視点から、明日からすぐにご家庭や教室で実践できる、お金との付き合い方を伝えるヒントをご紹介します。

目次

お金は水のように世界を循環している 

子どもには、お金といえば「お小遣いとしてもらうもの」「お店で使うとなくなるもの」というイメージが強いかもしれません。しかし、お金は一つの場所にとどまることはなく、水のように社会の中を循環していくのです。本書では、このように解説しています。

買い物をしたお金は、誰かの「給料」につながる 

例えば、子どもがお店でチョコレートを買うとします。私たちが支払ったお金は、レジの中で消えてなくなるわけではありません。そのお金は、チョコレートを売っている人や、チョコレートを作る会社の人たちの給料になります。水が川から海へ流れ、雨となって戻ってくるように、お金も社会の中をぐるぐると回っているのです。
買い物に行った際「このお金は、美味しいチョコを作ってくれた人たちに届くんだよ」と話してみると、お金に対する見方が少し変わるかもしれません。

「お金を払う」=「ありがとう」の気持ちを伝えること 

お金は、ただ物を手に入れるための便利な道具というだけではありません。この世界は、それぞれが誰かのために仕事をして、それに対してお金をもらうことで成り立っているのだと、本書では述べられています。

遠くにいる人にも届く「ありがとう」のリレー 

例えば、電車に乗って映画館に行き、映画を見たあとにハンバーガーを食べたとします。そのとき使ったお金は、電車を安全に走らせてくれる運転手さんや、面白い映画を作ってくれた人たち、美味しいハンバーガーを作ってくれたお店の人たちへの「ありがとう」を伝える便利な道具になります。

さらに、その「ありがとう」は、目の前の店員さんだけでなく、世界中の人へと繋がっていきます。ハンバーガーを例にすると、パンを作る農家や工場の人、レタスやトマトを育てる農家の人、パティ(お肉)を作る牧場の人、チーズを作る酪農家、そして材料を運んでくれる運転手さんなど、数え切れないほどの人に届きます。

もしお肉の原料がオーストラリア産の牛肉だとしたら、海を越えた遠い国で牧場を経営している人にも「ありがとう」が伝わるのだと、本書では述べられています。私たちが直接お礼を言うことはできなくても、お金を通じて感謝の気持ちを伝えることができるのです。

税金も、社会を支え合うための大切な仕組み 

買い物のとき、私たちは商品の値段と一緒に「消費税」を払っています。実はこの税金も、社会を豊かに回すための大切な役割を担っています。

家族以外の人にも助けてもらえる

 私たちが納めた税金は、学校や警察、役所といった、みんなの生活を便利にする「公共サービス」の運営に使われます。家の中では、お母さんやお父さんが無償で子どもの面倒を見てくれますが、社会のサービスはそうではありません。しかし、私たちがお金(税金)を出し合うことで、いざというときに家族以外の人(国や公共機関)にも助けてもらうことができます。

お金は、世界中の人と「ありがとう」を交換し、社会を支え合うための温かいツールです。明日からの生活の中で、ぜひお子さんと「このお金は、誰への『ありがとう』かな?」と話し合ってみてくださいね。

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お金の教育Q&A

子どもに「お金を払う=ありがとう」と伝える良いタイミングはいつですか?

日常のお買い物のときが一番のチャンスです。

スーパーで食材を買うときや、レストランで食事をしたときに、「このお野菜を作ってくれた人にお金を渡しているんだよ」「美味しいご飯を作ってくれてありがとうの気持ちだね」と、具体的なシチュエーションと一緒に伝えてあげるのがおすすめです。

 目に見えないサービスにお金を払う意味を、子どもにどう説明すればいいですか?

目に見えないお仕事への感謝をイメージしてもらいましょう。

例えば電車やバスに乗ったときを思い出させてみてください。「電車代を払うことで、一人では行けない遠くの場所に連れて行ってもらえるよね。これは、安全に電車を運転してくれる人たちへの『ありがとう』なんだよ」と伝えると、目に見えないお仕事への感謝をイメージしやすくなります。

税金について聞かれたら、どう答えればいいでしょうか?

「みんなが安全に楽しく暮らすためのお金を、少しずつ出し合っているんだよ」と伝えてみてください。

身近な公園や学校、図書館や警察署などを例に挙げ、「みんなが払った税金のおかげで、こうしたサービスが使えるんだよ。家族以外のたくさんの人に助けてもらっているんだね」と話すと、社会の仕組みがスッと心に落ちるはずです。

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