「いきるスキルって?」いきスクからのご挨拶

「生きるスキル」と聞いて、どんな力を思い浮かべますか。
テストの点数や成績だけでは測れないけれど、生きていく上で大切なスキルはたくさんあります。ネットや情報を上手に使いこなす力、人とコミュニケーションを取る力、自分の身を守る力、自分の感情をコントロールする力――。
こうした力は、これからの社会を生きていくうえで欠かせないものです。けれど、学校の教科書で体系的に学ぶ機会は、決して多くありません。
子どもがこうした力を身につけていくためには、家庭でどのような関わりをすればいいのか。ここでは、「生きるスキル」にまつわる身近な3つの問いから考えてみます。
Q1.スマホを持たせるのは何歳がいい?最適な年齢はありますか?
A.年齢よりも、子どもの成長や家庭の状況に合わせた「段階」が大切です。
「何歳になったらスマホを持たせるべきか」という問いに、 一つの正解はありません。
大切なのは、年齢そのものよりも、子どもの理解度や判断力、家庭でのルールづくり、親子の関係性です。たとえば、
- 低学年:家族の端末を使い、短時間で練習する
- 高学年〜中学生:使いながら、判断力や考える力を育てる
- 中学生以降:少しずつ自立した使い方へ移行する
このように、段階的にステップを踏むことが効果的だとされています。「自分のスマホを持たせるかどうか」は、 こうしたステップを重ねる中で判断していくと、 親も子どもも納得しやすくなります。
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Q2.おうちでできる、子どもとのコミュニケーションにおすすめの遊びは?
A.親子で一緒に何かをつくる時間がおすすめです。たとえば、クッキーづくり。
親子で一緒に何かを創り上げる時間は、無理に会話を引き出さなくても、自然なやりとりが生まれます。中でもクッキーづくりは、コミュニケーションのきっかけやメリットがたくさん詰まっています。
- 五感への刺激:生地をこねる感触、焼ける匂い、カラフルな見た目など、五感をフルに活用することで、脳の発達を促します。
- 創造性・主体性を育む:どんな形にするか、どう飾り付けをするか、子ども自身のアイデアを尊重することで、創造力や自分で考える力が育ちます。
- 達成感と自己肯定感:自分で作ったお菓子を食べるという経験は、大きな達成感となり、自信につながります。
- 食への興味関心:自分で作ることで、食べ物への興味や感謝の気持ちが芽生えます。
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Q3.防犯の話をすると、子どもが怖がってしまいます。どう伝えるのが正解?
A.「怖い話」ではなく、「自分を大切にするための方法」として伝えるのがおすすめです。
「あなたの身を守る力を強くするためのお話だよ」と枠組みを変えるだけで、子どもは安心して受け取ることができます。防犯は脅しではなく、「自己肯定感を高める教育」でもあります。
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人との関係づくり、ネットとの付き合い方、身を守る力。これらはテストの点数には表れにくいものの、これからの社会を生きていくために欠かせない力です。
「いきるスキル・スクール」は、「テストに出ない、いきるスキル。」をテーマに、子どもたちの生きる力につながる情報を発信していきます。
大人が一緒に学ぶことを大切にしながら、自立心と自信を育み、変化の大きい社会をたくましく生き抜く力を支えることを目指しています。





